ヒビノヒトコマ

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2015年 09月 22日

母と




劇場へ母と二人で秋日傘

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写真はお借りいたしました。




チケットが運良く手に入ったので、母を誘って東京宝塚劇場へ。
(貴重なチケットお譲りくださった方ありがとうございます)

ランチに娘も来たいというし、母とお出かけなんて久しくないこと。
お店を選ぶのに迷いに迷い。
銀座もリーズナブルなランチは沢山あるのでしょうけれど、あまりお店を知らなくて。
利用したお店で評判が良くてもとても並んでいたり、席の間隔が狭すぎて気に入らない。
時間もあることだし、人混みがなくてゆったりとしているところ。
ということで「シェ・ヌー」さんへ。

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ランチ、シェフにおまかせコース。この写真以外にお魚とお肉のメインが付きます。
ちょっとシンプルすぎるチョイスでしたけれど、繊細な素材な味を楽しんで。
アレルギーのある娘も今日は薬飲んで食べる!と久しぶりのお魚幸せそうでした。

夏が戻ってきたような日差しでしたので、デザートの洋なしのコンポートとチーズのアイスクリームが絶妙な美味しさ。コンポート作ったことがないのですが、これはもう絶対に作る!と娘が言っておりましたので期待することにいたしましょう。

今年は渋皮煮しないの?という会話を聞いて、シェフが渋皮煮を出してくださいました。
ほとんど甘みのない栗そのもののお味。甘くないんですね、、、、と伺ったら、
薄い砂糖水で火を入れて、また次の日に薄い砂糖水で火をいれて。それを一週間から10日続けると中までお砂糖が浸透して割れずに綺麗においしくできるとのこと。
甘露煮も同様に。
渋皮煮は本当に美味しい。作ってみたいけれど皮をむくのが、、、、。
毎年母の渋皮煮を楽しみにしていたのに、今年は食べられそうになくて残念。楽しみに食べる父がいなくなると張り合いがなくなるのでしょう。

娘と別れて母と有楽町へ。
雑司が谷より強い太陽の光。
鎌倉から東京宝塚劇場まで通ったのは12歳から25歳くらいまでのこと。
中学生高校生の頃は母とずっと一緒に観ていて。
夜の部で一人で観る時は父が会社の帰りに迎えにきてくれていました。
楽屋待ちをする私に付き合ってビルの片隅で待っていてくれたバーバリーのコートに黒いベレー帽を被った父がいたことを思い出すと不思議な気持ちになります。
映画を観に行ったり遊びに行ったりすることを許してもらえなかったのですが、宝塚だけはチケットも買ってくれてお茶会にも行かせてくれて、そして勤務地から遠いというのに迎えに来てくれたうえに楽屋待ちまで付き合ってくれて。
宝塚が好きな娘というのは父が持つ娘像に合致するものだったのでしょう。

母も私と一緒に観ていた時期から干支が二回り以上する程久しぶりの有楽町界隈。
東京宝塚劇場も新しくなっていましたけれど劇場前の雰囲気は変わらない、懐かしいと喜んでくれました。

今回のお芝居「星逢一夜」は芝居の巧者である三人がいて、地味ではあるけれど味わい深いかなりかなりわたしのお気に入りの作品なのですが、、、、、、、
日本人ならぐっとくるシーンが満載だというのに、、、、、

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実は一度観ていて、三度ほど涙腺が崩壊していた作品なのに、、、、、
母は宝塚らしくなくて地味、、、、、と。
子どもと農民ばっかり、、、、

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母が隣で集中していないのがわかって、泣こうと思って来たのに、気になってお芝居に没入できませんでした、、、、、

そしてショーでは隣でテンションがめちゃくちゃ上がっているのがわかるほど楽しんだようで。でもショウの間トップと二番手の区別がつかないらしく、何度も「この人が一番?」と望海風斗さんのシーンを観ては尋ねるのが可笑しかった。どう観てもトップは早霧さんなのに。まあそれだけ二番手が実力が逼迫しているということなのですけれど。
終演後後、楽しかったぁ!!!!!また来る!ときめいたの!チケットとってちょうだい!と。

毎公演を全部観るファン以外の人、宝塚を初めて観る人はやはり宝塚に求めるのは華やかさなんだなあと改めて。すっごおおおくいいお芝居だったのに!!!!!!

家にいてレース編みをしたり縫い物をしたりお料理をしたりというのが基本な人なので、誘われないと中々外出しなくて。そんな母がとてもとてもリフレッシュできて気持ちが元気に明るくなったと言ってくれて。言葉だけではなくて本当に明るいエネルギーが出てくることを感じられて誘って良かったと心から。

会話の端々に父の思い出が、、、、、
ベルギービールを飲めばお父さんがベルギーにいこうと言っていたのよ。
ベルギーからおいしかったからとケーキを持ち帰りぐちゃぐちゃになっていて食べられなかったのよ、とか
このお店お父さんも来たら喜んでいたでしょうね、、、、とか。

平凡な市井の人の人生として、多少のいろいろはあれど連れ添った人を想い起こす時、
懐かしく慕わしく幸せであればその人生は幸せな人生だったのだと思う。




歩数 13205歩
8.86KM
階段 9階
アクティブな時間 72分









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by nekototorito | 2015-09-22 05:35 | 舞台


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