一筋の光集めて萩の花
お香典返しの手配で母と久しぶりに横浜の高島屋へ。
少しやせたけれど天気そうでほっとする。
それでもこんなに寂しいと思わなかったと涙ぐむ母。
少し遅いお昼を取ろうと中華街まで。
お店は父とよく散歩で行ったという華正樓へ。
そういえば子供たちが小さい時にしょっちゅう中華街まで来ていた記憶が蘇る。
いつも休日だったから華正樓まで来ても満員でいつも入ることができなかった。
おまんじゅうをお土産にとお店の人に注文してくれる母。
お店の人が紙袋にするか箱にするか聞いてくださる。
私は家用なので紙袋で、、、、と言ったら、母が「いえ箱にいれてください。お父さんはいつもそうしてくれていたから」と。
母はいつもいつもこうして父がしていたこと、してくれたことを思い出しては暮らしていくんだろう。きっと一緒にいた時より濃密に濃厚に思い出すのだろう。
幸せな夫婦だったのだと改めて思う。