ヒビノヒトコマ

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2013年 06月 19日

桜桃忌

子猫の里親のことで、随分いろんなサイトを見て回った。
全く知らないその世界のこと。
猫や犬のために奮闘する心優しきひと達の存在。
あれこれ考えると何もできない自分に落胆したり、
かわいそうな子達の現状の悲惨さにただ呆然と立ち尽くすしかなかったり。
微々たるお金を寄付したところで焼け石に水のような、そういう自分がとても冷たい人間に思える。

太宰の何の本だったか、
あの告白口調で、自分が可哀想な子供たちに同情しても、この御飯を我慢しても、その子たちの口にはいるわけではないのだといったようなことが書いてあり、少女の頃に何とも言えない悲しみを感じたのだけれど。
身も蓋もないけれど、それが真実。
同じような心持ちになった夜だった。

久しぶりに太宰のことを思い出したと思ったら、6月19日は桜桃忌。
あれはなんの本だったか。
一番好きなのは「斜陽」
冒頭のお母様のスープを飲む姿の描写がとても美しい。
昔ドラマで見た「冬の花火」もう一度見たい。
大好きな母と毎週楽しみに見ていた記憶が蘇る。
太田治子さんは今どうしていらっしゃるのだろう。
つらつらとあれこれといろんなことを思い出す日。

久しぶりに太宰でも読んでみることにしようか。
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by nekototorito | 2013-06-19 23:10 | 淡々と日々のこと


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